神道(しんとう、Shintō)は、日本民族固有の神々(神〈かみ〉)への信仰にもとづき形成・発展してきた宗教の総称です。漢字の「神道」は「神の道」(かみのみち)を意味し、この語は6世紀半ばに仏教が伝来した後、それまでの在来信仰を仏教(仏道)と区別するために用いられるようになりました。神道にはキリスト教やイスラム教のような開祖や体系だった教義はなく、経典に当たるものも定められていません。その代わりに、古代の神話や伝承が『古事記』(712年成立)や『日本書紀』(720年成立)などに記録され、のちに神職が奏上する ...