日本の教員は「世界一忙しい」 – 最新調査データが示す実態 日本の学校教員の長時間労働は国際的にも突出しており、度々「世界一忙しい」と指摘されています。実際、OECDの国際教員指導環境調査(TALIS)2018によれば、日本の中学校教師の1週間当たりの平均勤務時間は約56時間で、参加48か国中最長でした。これはOECD平均の約38時間を大きく上回り、2位のカザフスタン(約49時間)よりもかなり多い水準です。日本の小学校教師も同様に約54時間と長時間で、授業準備や生徒指導に費やす時間は各国と同程度ながら、事 ...