なぜ今、FPとして独立開業する人が増えているのか 近年、会社員として働くファイナンシャルプランナー(FP)が独立して開業するケースが増えてきています。その背景には主に2つの要因があります。まず、お金の相談ニーズの高まりです。社会全体で老後資金や資産形成への不安が強まっており、2019年のいわゆる「老後2000万円問題」以降、将来の生活資金について専門家に相談したい人が増えています(各FP事務所へのヒアリングでは増加傾向)。特に年金への不安から、中立的な立場のFPへの需要が高まっているのです。 もう一つは、 ...