英語学習

中年からのやり直し英語:ビジネスと日常で役立つ必須英単語300選

なぜ今、英単語力が必要なのか?

突然の海外赴任や海外出張が決まり、「英語なんて中学以来だし不安だ…」と感じていませんか?中年になってから英語を使う状況に直面すると、限られた時間で即戦力となる語彙を身につける必要があります。英語は文法も大事ですが、まずは単語を知らなければ始まりません。単語さえ分かれば身振り手振りでも意思疎通は可能であり、簡単な文でも組み立てられます。例えば、現地でタクシーに乗るときに「右」に曲がってほしいのに"right"が出てこなければ伝えられませんよね。逆に単語がわかれば文法が多少あやふやでもコミュニケーションは取れるものです。

今、このタイミングで英単語力を強化しておくことで、海外のビジネス現場や日常生活でも 「知っている単語」 が自信となり、相手の言っていることもキーワードから推測しやすくなります。また、英語を勉強するのは若い人だけの特権ではありません。社会人としての経験がある中年層だからこそ、目的意識を持って効率よく学習できます。必要に迫られて学ぶ英語は身につきやすいとも言われます。この機会に、中学英語をほとんど忘れてしまった方でも 「これだけは知っておけば大丈夫!」 という単語を押さえて、不安を自信に変えていきましょう。

単語の選定基準 – ビジネス&日常で頻出の語彙

本記事では、海外ですぐに使える 厳選300語 の英単語をカテゴリ別に紹介します。単語の選定にあたっては以下の基準を重視しました。

  • 業種を問わず共通して使う表現:特定の業界だけでなく、どんな職場でも登場しやすいビジネス英単語を選びました(例:meeting, projectなど)。
  • 日常生活で頻繁に使う語彙:買い物や食事、移動(交通)など、海外生活で困らないための基本単語を含めています(例:water, taxiなど)。
  • 中学レベルの単語+α:中学英語で習う基礎単語を中心に、「忘れていると困るもの」をリストアップ。加えて、中学では習わないビジネス用語や頻出フレーズの単語も加えています(例:deadline, attachedなど)。
  • 短期間で習得しやすい:300語という数は、限られた時間でも毎日コツコツ取り組めば覚えられる現実的なボリュームです。闇雲に難しい単語を覚えるのではなく、まずはこの300語から優先的に習得しましょう。

以下、場面別に単語リストをカテゴリ分けしています。それぞれ日本語訳と使い方の説明、そして例文を載せていますので、シチュエーションをイメージしながら学んでみてください。では、さっそく見ていきましょう!

ビジネス会話で使える必須単語

まずは職場や取引先との会話で頻出する英単語です。会議の場面や日常の社内コミュニケーションで役立つ語彙を集めました。ビジネスシーンでは丁寧さも求められますが、単語そのものはシンプルです。中学英語で見覚えがある単語も多いはずなので、「ああ、こんな単語あったな」と思い出しながら進めてみてください。基本的なあいさつから始まり、打ち合わせや業務で欠かせない言葉をカバーしています。

  • hello (こんにちは): 一般的なあいさつの言葉です。初対面でも知り合いでも使えます。例: "Hello, how are you?" (こんにちは、お元気ですか?)
  • thank you (ありがとう): 感謝を伝える基本表現です。ビジネスでも日常でも頻繁に使います。例: "Thank you for your help." (手伝ってくれてありがとうございます。)
  • sorry (ごめんなさい): 謝罪や軽いお詫びに使う表現です。ビジネスでは軽いミスでも一言添えると丁寧です。例: "I'm sorry for the mistake." (ミスをしてしまい申し訳ありません。)
  • excuse me (すみません): 相手の注意を引くときや、話しかける前の「すみません」に当たる表現です。席を外すときなどにも使います。例: "Excuse me, could you repeat that?" (すみません、もう一度言っていただけますか?)
  • colleague (同僚): 職場で一緒に働く「同僚」を指す単語です。自分と同じ会社・部署の仲間について言及するときによく使います。例: "My colleague will join the meeting." (私の同僚が会議に参加します。)
  • boss (上司): 直属の上司を指すカジュアルな言い方です。正式な場では「manager」等を使うこともあります。例: "My boss gave me a new project." (上司が新しいプロジェクトを任せてくれました。)
  • client (取引先・顧客): 仕事上の取引先や顧客のことです。主にサービス提供先の「お客様」を指します。例: "I have a meeting with a client this afternoon." (今日の午後、クライアントと打ち合わせがあります。)
  • customer (顧客): 店舗やサービスの利用客を指します。clientに比べて一般消費者寄りのニュアンスです。例: "The customer is asking a question." (お客様が質問をしています。)
  • team (チーム): 共同作業をする「チーム」全般を指します。部署内のチームやプロジェクトチームなどで使います。例: "Our team is working on the project." (私たちのチームはそのプロジェクトに取り組んでいます。)
  • manager (管理職、マネージャー): 部長や課長など管理職の肩書きです。上司を指す時にも使われます。例: "She is the manager of our department." (彼女は私たちの部署のマネージャーです。)
  • company (会社): 勤務先の「会社」を指す基本単語です。社名を言う代わりに一般名詞として使うこともあります。例: "I work for a trading company." (私は商社で働いています。)
  • department (部署): 会社内の「部署」「部門」を表します。自分の所属や他人の所属を説明するときに便利です。例: "He works in the sales department." (彼は営業部で働いています。)
  • meeting (会議): ビジネスで最も頻繁に出てくる単語の一つ、「会議」「打ち合わせ」です。small meeting(小さな打ち合わせ)のようにも使います。例: "The meeting starts at 10 a.m." (会議は午前10時開始です。)
  • appointment (アポイント、約束): 人と会う約束や予約のことです。ビジネスでは顧客や上司との面談予約に使います。例: "I have an appointment with the manager at 3." (3時に部長と約束があります。)
  • schedule (スケジュール、予定): 予定や日程を指します。動詞で「予定を組む」という意味でも使われます(schedule a meetingなど)。例: "Let's schedule a meeting for next week." (来週ミーティングの予定を入れましょう。)
  • agenda (議題): 会議の議題やアジェンダを指す言葉です。会議前に「agenda」を共有しておくと、議論がスムーズになります。例: "What's the agenda for today's meeting?" (今日の会議の議題は何ですか?)
  • project (プロジェクト): 一定期間取り組む業務や計画を指します。社内プロジェクトや案件を表現できます。例: "We are starting a new project next month." (来月、新しいプロジェクトが始まります。)
  • report (報告書): 業務上のレポートや報告書のことです。動詞で「報告する」という意味でも使われます。例: "I submitted the sales report yesterday." (昨日、営業報告書を提出しました。)
  • presentation (プレゼンテーション): 発表やプレゼンのことです。資料を使った説明を指し、準備(prepare a presentation)ともよく一緒に使います。例: "I'm preparing for a presentation now." (今、プレゼンの準備をしています。)
  • document (書類): 文書や資料全般を指す便利な単語です。紙の書類でもデータでも含めて言えます。例: "Please send me the document by email." (その書類をメールで送ってください。)
  • contract (契約): ビジネス上の契約書や契約そのものを指します。sign a contract(契約に署名する)という表現で覚えておきましょう。例: "We signed the contract with the client." (私たちはそのクライアントとの契約に署名しました。)
  • deadline (締め切り): 提出期限や締め切り日のことです。ビジネスでは納期管理に頻出します。例: "The deadline is next Monday." (締め切りは次の月曜日です。)
  • budget (予算): プロジェクトなどの予算を指します。限られた予算内で作業する際によく出る言葉です。例: "We have to stay within the budget." (予算内に収めなければなりません。)
  • plan (計画): 計画や案を指す基本単語です。プロジェクト計画や行動計画など幅広く使えます。例: "That's a good plan." (それは良い計画ですね。)
  • idea (アイデア、考え): 発想や考えを指します。ブレインストーミングなどで「何かいいアイデアある?」と尋ねる時に便利です。例: "Do you have any ideas?" (何かアイデアはありますか?)
  • proposal (提案): 提案書や提案そのものを指します。顧客への提案や社内提案などで使います。例: "He made a proposal to the client." (彼はクライアントに提案を行いました。)
  • problem (問題): 困り事や不具合など広く「問題」を指す単語です。カジュアルからフォーマルまで頻繁に使います。例: "We have a problem with the new system." (新しいシステムに問題が発生しています。)
  • issue (課題、問題): problemに近いですが、ややフォーマルに解決すべき課題を指す表現です。ビジネスメールでも「課題」という意味でよく使われます。例: "Let's discuss this issue in the meeting." (この課題は会議で話し合いましょう。)
  • solution (解決策): 問題への解決策を意味します。find a solution(解決策を見つける)という形でよく登場します。例: "We need a solution to this problem." (この問題には解決策が必要です。)
  • question (質問): 質問を指す基本語です。会議中に質問するとき "I have a question." と前置きできます。例: "May I ask a question?" (質問してもよろしいでしょうか?)
  • answer (答え、回答): 質問などに対する答えを意味します。動詞で「答える」(answer a question)としても使えます。例: "I will find the answer and get back to you." (答えを見つけて折り返し連絡します。)
  • opinion (意見): 意見や考えを指します。相手の意見を求めるときに使えます。例: "What's your opinion on this matter?" (この件についてあなたの意見はどうですか?)
  • feedback (フィードバック): 感想や評価、意見を指します。上司や顧客からのコメントなど広い意味で使われます。例: "Thank you for your feedback on my report." (私の報告書にフィードバックをありがとうございます。)
  • help (助け): 助力や手伝いを名詞で表します。動詞では「助ける」(help someone)です。例: "Could you help me with this task?" (この作業を手伝ってもらえますか?)
  • support (サポート、支援): 名詞で支援、動詞で支援する。ITサポートや業務支援など、helpよりフォーマルなニュアンスで使われます。例: "The IT team supports us with technical issues." (ITチームが技術的な問題をサポートしてくれます。)
  • meet (会う): 面識のない人と会う時によく使う動詞です。初対面の挨拶 "Nice to meet you." でおなじみですね。例: "Nice to meet you, I'm Taro." (初めまして、太郎と申します。)
  • discuss (~について話し合う): 議論する、話し合うという意味です。discussion(名詞:議論)も関連語。例: "We discussed the project details." (私たちはプロジェクトの詳細について話し合いました。)
  • agree (同意する): 賛成や同意を表す動詞です。意見に賛成するとき "I agree with you." と言えます。例: "I agree with your opinion." (あなたの意見に同意します。)
  • confirm (確認する): 情報や予定を確認するという意味です。メールや会話で念押しするときに使います。例: "Could you confirm the schedule?" (スケジュールを確認していただけますか?)
  • explain (説明する): 物事を説明するという意味の動詞です。詳細を伝える場面で使います。例: "Please explain the plan again." (その計画についてもう一度説明してください。)
  • decide (決める): 何かを決定することを表します。意思決定の場面で頻出です。例: "We decided to cancel the event." (私たちはそのイベントを中止することを決めました。)
  • suggest (提案する): 意見や案を提案する際の表現です。recommendより控えめなニュアンスで「~してはどうですか」と言いたいときに便利です。例: "I suggest a different approach to this problem." (この問題には別のアプローチを提案します。)
  • prepare (準備する): 準備をするという意味の動詞です。会議資料を準備する、プレゼンを準備する等で使われます。例: "I will prepare the documents for the meeting." (会議用の書類を準備します。)
  • attend (出席する): 会議やイベントに参加することを指します。出席の可否を尋ねる時などにも使います。例: "I will attend the meeting remotely." (私はその会議にリモートで出席します。)
  • contact (連絡する): 人に連絡を取るという意味です。メールや電話で連絡するときに使います。名詞では「連絡先」の意味もあります。例: "Please contact me if you need any help." (何か助けが必要でしたら私に連絡してください。)
  • inform (知らせる): フォーマルに知らせる・通知するという意味です。社内連絡や顧客への通知でよく使われます。例: "I will inform the team about the changes." (変更点についてチームに知らせます。)
  • urgent (緊急の): 緊急を要することを表す形容詞です。メールの件名に「Urgent: ~」と付けたり、会話で強調したりします。例: "This is an urgent issue for our project." (これは我々のプロジェクトにとって緊急の課題です。)
  • important (重要な): 重要なことを示す基本形容詞です。優先度の高い案件や大事な取引先などを表現できます。例: "We have an important client visiting today." (今日は大事な顧客が訪問します。)
  • necessary (必要な): 必要不可欠なさまを表します。It is necessary to~(~することが必要だ)の形で頻出します。例: "It is necessary to check all data." (すべてのデータを確認する必要があります。)
  • convenient (都合の良い): スケジュール調整で都合が良いか尋ねるときに使います。convenience(名詞:都合)も関連語。例: "Is tomorrow convenient for you?" (明日はこちらの都合はいかがでしょうか?)
  • available (利用可能な、時間が空いている): 人や物の利用できる状態を指します。人に対して使うと「予定が空いている」という意味になります。例: "I'm available at 2 PM for a call." (2時なら電話に出られます。)
  • busy (忙しい): 忙しい、手が離せない状態を指します。ビジネスでは自分や相手の予定状況を説明するのに使います。例: "I'm busy with a project right now." (今はプロジェクトで忙しいです。)
  • free (暇な、自由な): 予定が空いている状態を指します(「無料の」という意味もありますが、文脈で区別)。例: "I'm free after 5 PM today." (今日は午後5時以降は空いています。)
  • later (後で): 後で、のちほどという意味の副詞です。今すぐではなく時間をおいて何かをする際に使います。例: "I'll call you later." (後で電話しますね。)
  • soon (すぐに): 近いうちに、まもなくという意味です。できるだけ早く何かをしてほしい時 "as soon as possible"(可能な限り早く)という表現でも登場します。例: "Please reply as soon as possible." (できるだけ早く返信してください。)
  • again (再び、もう一度): もう一度、再度という意味の副詞です。聞き取れなかった時など "Could you say that again?"(もう一度言っていただけますか)と使います。例: "I didn't catch that. Could you explain again?" (聞き取れませんでした。もう一度説明していただけますか?)
  • Monday (月曜日): 曜日の一つ「月曜日」。日付調整や締め切りで曜日を言う機会は多いです。例: "The deadline is Monday." (締め切りは月曜日です。)
  • Tuesday (火曜日): 「火曜日」です。曜日は頭文字大文字で書く点にも注意しましょう。例: "We have a meeting on Tuesday." (火曜日に会議があります。)
  • Wednesday (水曜日): 「水曜日」です。発音が「ウェンズデイ」である点も要注意(書き取りでは不要ですが頭に入れておくと◎)。例: "I'm busy on Wednesday." (水曜日は忙しいです。)
  • Thursday (木曜日): 「木曜日」です。海外出張中は曜日感覚が狂いやすいので予定管理に要チェックです。例: "I will arrive on Thursday." (私は木曜日に到着する予定です。)
  • Friday (金曜日): 「金曜日」です。花の金曜日(TGIF)という表現があるほど、週末前の曜日は会話にも出ます。例: "Let's have a call this Friday." (今週の金曜日に電話会議をしましょう。)
  • Saturday (土曜日): 「土曜日」。平日ではないですが、出張時に休日が絡む場合にも知っておきましょう。例: "The office is closed on Saturday." (オフィスは土曜日は閉まっています。)
  • Sunday (日曜日): 「日曜日」。週末のもう一方の曜日です。海外出張でも日曜は休みのことが多いでしょう。例: "I will return to Japan on Sunday." (日曜日に日本に帰国します。)
  • understand (理解する): 理解するという意味の動詞です。相手の言ったことを理解できたかどうか伝える際に使います。わからなければ"I don't understand."と言いましょう。例: "I understand your point." (おっしゃることは理解しています。)
  • need (必要とする): ~が必要だという意味の動詞です。物だけでなく、「~する必要がある」の表現(need to ~)でも使います。例: "I need more time to finish the report." (報告書を仕上げるにはもっと時間が必要です。)
  • want (~が欲しい/~したい): 欲する、~したいと思うを表す基本動詞です。自分の希望や欲求を伝えるときに使います。例: "I want to improve my English skills." (英語のスキルを向上させたいです。)
  • think (思う): ~と考えるという意味です。自分の意見や感想を述べるときに使います。"I think ~." で「私は~と思います」の意味になります。例: "I think this plan will work well." (この計画はうまくいくと思います。)
  • know (知っている): 知識や情報として知っていることを表します。否定形"I don't know."(知りません)は知らないときの基本表現です。例: "I know this area very well." (私はこの地域をとてもよく知っています。)
  • ask (尋ねる、頼む): 質問する(ask a question)や依頼する(ask someone to do)の意味で使われます。何かをお願いしたり質問したりする際の基本動詞です。例: "I asked my boss for advice." (上司にアドバイスをお願いしました。)
  • speak (話す): 話すこと全般を指す動詞です。言語を話すときによく使い、"speak English"(英語を話す)のように用います。例: "I don't speak English fluently." (私は英語を流暢には話せません。)
  • try (試す、やってみる): 挑戦する意味で「やってみる」と訳せます。新しいことに挑戦したり再度トライするときに使います。例: "I will try my best to help." (全力でお手伝いしてみます。)
  • fix (修理する、解決する): 壊れたものを直す、問題を解決するという意味です。機械にもトラブルにも使える便利な動詞です。例: "We need to fix this error immediately." (このエラーを早急に直す必要があります。)

ビジネスメールで使える必須単語

次はビジネスメールや社内文書でよく使われる表現です。書き言葉では口語より丁寧で決まった表現も多く、最初は戸惑うかもしれません。ですが基本の単語・フレーズを押さえれば定型文の組み合わせで意外と書けるものです。ここではメール冒頭の呼びかけから結びの言葉、そしてメール特有の単語(添付ファイルや略語など)を紹介します。書いた内容が後に形として残るメールでは丁寧さと正確さが大切なので、スペルミスにも注意して単語を使いましょう。

  • Dear (拝啓~、親愛なる~): 手紙やメールの書き出しで相手の名前の前に添える丁寧な呼びかけ表現です。ビジネスメールでは一般的に "Dear Mr. ~," や "Dear Ms. ~," のように相手の姓を続けます。例: Dear Mr. Smith, (<メール冒頭の宛名>スミス様)
  • sincerely (敬具): 手紙やメールの結びに使う表現 "Sincerely"(敬具)です。より丁寧には "Sincerely yours," ともします。例: Sincerely, (メール結びの挨拶)
  • regards (よろしく、敬具): こちらも結びの挨拶で、"Best regards,"(敬具)や"Kind regards,"などの形で用います。日本語の「よろしくお願いいたします」に近いニュアンスです。例: Best regards, Taro Yamada (敬具、山田太郎)
  • attachment (添付ファイル): メールに添付したファイルのことです。動詞attach(添付する)から派生した名詞です。例: "Please see the attachment for details." (詳細は添付ファイルをご覧ください。)
  • file (ファイル): コンピュータ上のファイルを指す単語です。メールでは添付ファイル(attachment)と共によく使われます。例: "I have attached a PDF file." (PDFファイルを添付しました。)
  • send (送る): メールや物を送るという基本動詞です。send A to B(AをBに送る)の形で頻出します。例: "I will send you the proposal by email." (提案書をメールでお送りします。)
  • receive (受け取る): 何かを受け取ることを表す動詞です。メール受信では "I received your email."(メールを受け取りました)のように使います。例: "Did you receive the contract I sent?" (送った契約書は受け取りましたか?)
  • forward (転送する): メールを他の人に転送することです。名詞では "forward"ボタンのように使われます。例: "Could you forward this email to the team?" (このメールをチームに転送してもらえますか?)
  • reply (返信する): メールや質問に返事をすることを指します。reply to ~(~に返信する)という形でよく使います。例: "I will reply to your email by tomorrow." (あなたのメールには明日までに返信します。)
  • appreciate (感謝する): 感謝するの意味ですが、ビジネスメールでは "I would appreciate if ~" や "I appreciate your help." のように使い、丁寧なお礼や依頼を表現できます。例: "I appreciate your quick response." (早速のご返信に感謝します。)
  • regarding (~に関して): ~に関しましてはという前置き表現です。メールの件名や文頭で "Regarding our meeting tomorrow, ..." のように使って話題に触れます。例: "I'm writing regarding our project timeline." (プロジェクトのタイムラインに関してご連絡しています。)
  • request (依頼、お願い): 依頼や要望を表す名詞・動詞です。メールでは "I have a request"(お願いがあります)や "We request you to submit..."(提出をお願い致します)のように使います。例: "We received a request from the client." (クライアントから依頼を受けました。)
  • inquiry (問い合わせ): 問い合わせや質問事項を意味します。メールで質問を送る場合は "I have an inquiry about..." と書けます。例: "Thank you for your inquiry about our services." (当社サービスに関するお問い合わせありがとうございます。)
  • apologize (謝罪する): 謝るという意味の動詞です。メールでお詫びするとき "We apologize for the inconvenience."(ご不便をおかけし申し訳ありません)のように用います。例: "I apologize for the late reply." (返信が遅くなりましたことをお詫びします。)
  • inconvenience (不便、迷惑): 不便さを表す名詞で、謝罪表現の定番フレーズに出てきます。 "Sorry for the inconvenience."(ご不便おかけしてすみません)のように使われます。例: "We apologize for any inconvenience caused." (ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。)
  • cooperation (協力): 協力を意味する名詞です。依頼の文章の結びで "Thank you for your cooperation."(ご協力に感謝します)と使う定型表現があります。例: "Thank you for your cooperation in this matter." (本件に関するご協力に感謝いたします。)
  • understanding (ご理解): 理解という意味の名詞です。これも丁寧なビジネス表現で、 "Thank you for your understanding."(ご理解ありがとうございます)とお詫びやお願いの締めくくりによく使います。例: "We appreciate your understanding." (ご理解に感謝いたします。)
  • please (どうか~してください): 丁寧な依頼をする際の言葉です。命令文の前に付けて柔らかいお願い表現を作ります。例: "Please let me know if you have any questions." (質問があればお知らせください。)
  • ASAP (できるだけ早く): "as soon as possible"(できるだけ早く)の略で、ビジネスメールでもよく登場する略語です。緊急度を示しますが、あまり乱用しない方が無難です。例: "Please send the data ASAP." (データをできるだけ早く送ってください。)
  • FYI (ご参考まで): "for your information"(参考までに)の略語です。メールで情報提供のために転送するときなどに文頭で使います。例: "FYI, here is the updated schedule." (参考までに、こちらが更新されたスケジュールです。)
  • reschedule (予定を変更する): 予定や日程を再調整することを表す動詞です。会議の日程変更などでよく使われます。例: "Let's reschedule the meeting to next week." (会議の日程を来週に変更しましょう。)
  • venue (会場): 開催地や会場を意味します。ミーティングやイベントの開催場所を示すフォーマルな単語です。例: "The venue for the conference is the ABC Hotel." (会議の会場はABCホテルです。)
  • convenience (都合、便利さ): 都合の良い時という意味で "at your earliest convenience"(ご都合つき次第)という定型表現があります。例: "Please reply at your earliest convenience." (ご都合がつき次第ご返信ください。)
  • detail (詳細): 詳細な情報を指します。複数形で "details" として使うことが多いです。例: "Please provide more details about the plan." (その計画についてさらに詳細を提供してください。)
  • response (返答、回答): 返事対応を意味します。replyと似ていますが、より名詞的に「ご回答」として使われます。例: "I look forward to your response." (ご返答をお待ちしております。)
  • subject (件名): メールの件名を指す単語です。メールの話題そのものを指す場合もあります。例: "The email subject was unclear." (メールの件名が分かりにくかったです。)
  • update (更新、最新情報): 最新の情報や進捗を表します。動詞で「更新する」という意味もあります。例: "Here is an update on the project status." (プロジェクトの状況について最新情報です。)
  • progress (進捗、前進): 物事の進み具合を表します。プロジェクトの進捗状況を共有するときに使われます。例: "We are happy with the project progress so far." (ここまでのプロジェクトの進捗には満足しています。)
  • via (~経由で): ~を通じてという前置詞です。メールでは "via email"(メール経由で)などと使います。例: "I'll send the document via email." (書類はメールで送ります。)

買い物で役立つ単語

海外出張中でも買い物の機会はあります。ここではお店で買い物をする際に知っておきたい単語を紹介します。値段交渉や支払い、商品のサイズ確認など、最低限の買い物英語ができれば現地でのショッピングも怖くありません。中年の方であれば海外でお土産を買ったり日用品を調達したりする場面もあるでしょう。値段や支払いに関する単語は特によく使うので押さえておきましょう。

  • buy (買う): 購入するという基本動詞です。お店で物を買う行為全般に使えます。例: "I want to buy this shirt." (このシャツを買いたいです。)
  • sell (売る): 販売することを表す動詞です。お店側の動作ですが、お客側でも「ここではお酒を売っていますか?」のように使えます。例: "They sell good coffee at that shop." (あの店は美味しいコーヒーを売っていますよ。)
  • price (価格): 商品の値段を指す名詞です。価格交渉や値段を尋ねる時に重要です。例: "The price of this bag is $50." (このカバンの価格は50ドルです。)
  • cost (費用): 費用、値段を指します。"How much does it cost?"(これはいくらかかりますか?)のように、値段を尋ねる表現で頻出します。例: "How much does this cost?" (これはいくらですか?)
  • cheap (安い): 値段が安いことを表す形容詞です。お買い得な物や値段交渉後の感想などに使います。例: "These shoes are cheap but durable." (この靴は安いですが丈夫です。)
  • expensive (高い): 値段が高いことを表す形容詞です。海外では日本より物価が高いと感じる場面も多いでしょう。例: "That restaurant is very expensive." (あのレストランはとても値段が高いです。)
  • pay (支払う): お金を支払うという動詞です。buyが「買う」行為全般なら、payはお金を渡す動作に焦点があります。例: "Where do I pay for this?" (これはどこで支払えばいいですか?)
  • cash (現金): 現金を指す名詞です。カード払いが主流の国でも「Cash only(現金のみ)」の店もあるので覚えておきましょう。例: "Do you accept cash?" (現金で支払えますか?)
  • credit card (クレジットカード): クレジットカードのことです。支払い時にカード利用可否を確認する際などに使います。例: "Can I use a credit card?" (クレジットカードは使えますか?)
  • change (お釣り): 支払い後のお釣りを指す名詞です。「小銭」という意味もあります。例: "Keep the change." (お釣りは取っておいてください〔チップ代わり〕。)
  • money (お金): お金全般を指す単語です。金額を言及する時や「お金が足りない」など幅広く使います。例: "I don't have enough money with me." (手持ちのお金が足りません。)
  • receipt (領収書、レシート): レシートや領収書のことです。経費精算のためにも、もらうようにしましょう。例: "Could I have a receipt, please?" (レシートをいただけますか?)
  • tax (税金): 税金を指す名詞です。ショッピングでは消費税(sales tax)として現れます。国によって表示価格に税が含まれない場合もあるので注意。例: "Prices do not include tax." (価格には税金が含まれていません。)
  • free (無料の): 無料であることを表す形容詞です。買い物では "Buy one, get one free."(1つ買うと1つ無料)などのセール文句で目にするでしょう。例: "Children under 5 can enter for free." (5歳以下の子供は無料で入場できます。)
  • discount (割引): 値引き、割引を指す名詞です。セールや交渉で「割引」は要チェックです。例: "Is there any discount on this item?" (この商品に割引はありますか?)
  • sale (セール): 特売、セールを指します。"on sale"で「セール中」の意味になります。例: "The store is having a big sale today." (その店は今日大セールを開催しています。)
  • size (サイズ): 衣類や靴の大きさ、サイズを尋ねるときに必要な単語です。試着時などによく使います。例: "Do you have this in a larger size?" (これのもっと大きいサイズはありますか?)
  • color (色): を指す名詞です。洋服や商品を選ぶとき、色違いを聞く場面で使います。例: "I like this design. Do you have other colors?" (このデザインは気に入りました。他の色はありますか?)
  • try on (試着する): 試着するというフレーズです(2語で1つの動詞句)。服や靴を購入する前に試す場面で使います。例: "Can I try on this jacket?" (このジャケットを試着してもいいですか?)
  • fit (合う): サイズや寸法が合うという意味の動詞です。試着後にサイズ感を述べるときに使います。例: "These shoes fit me well." (この靴は私にぴったり合います。)
  • shop (店): お店を指す名詞です。動詞で「買い物をする」(go shopping)としても使われます。例: "I went to a souvenir shop." (お土産屋に行きました。)
  • store (店): shopとほぼ同義ですが、特に大型店やチェーン店を指すことが多いです。アメリカ英語では一般的にstoreが使われます。例: "The store opens at 9 AM." (その店は午前9時に開店します。)
  • mall (ショッピングモール): ショッピングセンターやモールのことです。複数の店舗が入った大型商業施設を指します。例: "Let's go to the mall this weekend." (今週末はショッピングモールに行きましょう。)
  • open (開いている): 営業している状態を指します。店が開店しているかどうか確認するときに使います(反対はclosed)。例: "Is the pharmacy open now?" (今、薬局は開いていますか?)
  • closed (閉まっている): 店や施設が閉店・休業中であることを表します。ドアに"Closed"と表示されていたら入れません。例: "The restaurant is closed on Sundays." (そのレストランは日曜日は閉まっています。)
  • customer (顧客、お客): ※ビジネス会話編ですでに登場(顧客)していますが、買い物シーンでも店員側から「お客さん」を指すときに使います。例: "Excuse me, customer?"(すみません、お客様?) ※お店で店員が声をかける場面のイメージ
  • return (返品する): 購入した商品を返品することを指す動詞です。品物に問題があったときなどに使用します。例: "Can I return this if it doesn't work?" (もし動かなければこれを返品できますか?)
  • exchange (交換する): 商品を交換することを指します。サイズ違いや不良品交換の際に使います。例: "I’d like to exchange this for a larger size." (これをより大きなサイズと交換したいのですが。)
  • refund (返金): 払い戻しを指す名詞です。動詞で「払い戻す」という意味もあります。返品時にお金を返してもらうことを指します。例: "They gave me a refund for the broken item." (壊れていた品物の代金を返金してもらいました。)
  • bag (袋、バッグ): 買い物袋やカバンを指す単語です。レジで「袋は要りますか?」と聞かれる場面で理解できると便利です。例: "Do you need a bag?" (袋はご利用になりますか?)
  • gift (贈り物): プレゼントやお土産など贈り物を指します。海外では店員に「贈り物ですか?」と尋ねられることもあります。例: "I'm buying this as a gift." (これはプレゼント用に買っています。)
  • souvenir (土産): お土産を指す単語です。旅行先で記念品やお土産を買う際によく使います。例: "I bought some souvenirs for my coworkers." (同僚にいくつかお土産を買いました。)
  • enough (十分な): 必要な量が足りていることを示す形容詞/副詞です。買い物では「お金が足りている/足りない」の文脈などで使えます。例: "I don't have enough cash for this." (これに現金が足りません。)
  • total (合計): 合計金額など全体の総計を表す名詞です。レシートや会計時に表示されるTotalは合計金額を意味します。例: "Your total is $47.50." (合計は47ドル50セントです。)
  • dollar (ドル): アメリカや一部の国の通貨単位「ドル」です。価格を言う際によく使います。日本人にもおなじみの通貨ですね。例: "$100 is one hundred dollars." ($100は100ドルです。)
  • supermarket (スーパーマーケット): 大型食料品店(スーパー)のことです。日用品や食料を買う際に覚えておくと便利です。例: "I need to go to the supermarket to buy water." (水を買うためにスーパーマーケットに行く必要があります。)
  • fitting room (試着室): 試着室のことです。洋服店で「試着してもいいですか?」と尋ねる時にも使います。例: "Where is the fitting room?" (試着室はどこですか?)
  • dish (料理): **料理(1品)**を指す名詞です。メニュー上の一品を示すときに使います。例: "This pasta is a popular dish here." (このパスタはここの人気料理です。) ※(食事編と関連)

★ワンポイントアドバイス: 買い物の場では、とっさに値段を聞いたりサイズを尋ねたりする機会が多いです。"How much is this?(これはいくらですか)" "Do you have this in M size?(これのMサイズはありますか)" などのフレーズも一緒に練習しましょう。わからないことは "Excuse me. と店員さんに声をかけてから質問する" のが基本です。値札に税抜価格しか書いておらず会計時に高く感じる場合もあるので、税金(tax)の仕組みも頭に入れておくと安心です。

移動・交通(海外旅行)で役立つ単語

海外では移動手段や旅行に関する英語も欠かせません。空港・飛行機内、タクシー移動、電車・バス、さらにはホテルのチェックインまで、旅程の各所で英語が飛び交います。このセクションでは空港・交通・宿泊に関連する単語をまとめました。出張先に無事辿り着き、スムーズに移動するために役立つ語彙です。現地で道に迷ったりしても、ここで紹介する単語が頭にあればきっと乗り切れるはずです。

  • airport (空港): 空港を指す単語です。海外に到着・出発する際にはまずこの言葉を目にします。例: "The airport is very crowded today." (今日は空港がとても混雑しています。)
  • flight (フライト、航空便): 飛行機の便を指します。飛行番号(Flight number)などでも使われます。例: "My flight was delayed." (私のフライトは遅延しました。)
  • passport (パスポート): 旅券(パスポート)のことです。入国審査で必ず提示します。例: "Please show your passport." (パスポートを見せてください。)
  • visa (ビザ): **査証(ビザ)**のことです。国によっては事前取得が必要です。例: "Do I need a visa for entry?" (入国にはビザが必要ですか?)
  • ticket (切符、チケット): 乗車券や航空券を指す単語です。飛行機のチケット、電車の切符など広く使います。例: "I booked a flight ticket online." (航空券をオンラインで予約しました。)
  • boarding pass (搭乗券): 飛行機の搭乗券(搭乗案内票)です。チェックイン後にもらうもので、ゲートで必要になります。例: "Don't lose your boarding pass." (搭乗券をなくさないようにしてください。)
  • check-in (チェックイン): 搭乗手続きホテルのチェックインを指します。動詞句として "check in" とも言います。例: "I will check in online to save time." (時間節約のためオンラインでチェックインします。)
  • gate (ゲート): 空港の搭乗口を指す名詞です。搭乗券に書かれた番号に従ってゲートを探しましょう。例: "Boarding is at gate 12." (搭乗は12番ゲートです。)
  • security (セキュリティ): 空港の保安検査(セキュリティチェック)のことです。手荷物検査場を指して "Security" と案内があります。例: "Security took longer than expected." (保安検査に思ったより時間がかかりました。)
  • customs (税関): 税関審査のことです。入国時に荷物検査を行う場所を指します。例: "I had nothing to declare at customs." (税関で申告するものは何もありませんでした。)
  • immigration (入国審査): 入国管理・パスポート審査のことです。入国審査官に目的を聞かれます。例: "Immigration was quick because there were few people." (人が少なかったので入国審査は早く終わりました。)
  • departure (出発): 出発を意味する名詞です。空港の「Departures」は出発ロビーを指します。例: "Our departure is scheduled for 10:00 AM." (私たちの出発は午前10時に予定されています。)
  • arrival (到着): 到着を意味する名詞です。空港の「Arrivals」は到着ロビーです。例: "I’ll call you after arrival." (到着後に電話します。)
  • delay (遅延): 遅れを意味する名詞/動詞です。飛行機や電車の遅延情報でよく見聞きします。例: "The flight has a two-hour delay." (そのフライトには2時間の遅れがあります。)
  • cancel (キャンセルする): 取り消すという意味の動詞です。フライトのキャンセル(欠航)や予約キャンセルに使います。例: "My flight was canceled due to weather." (天候のため私の便は欠航になりました。)
  • luggage (荷物): 旅行かばん類の荷物を指します。baggageとも言いますが、会話ではluggageが一般的です。例: "I have two pieces of luggage." (私の荷物は2つあります。)
  • taxi (タクシー): タクシーのことです。海外では手を挙げて止めたり、乗り場で待ったりします。例: "Let's take a taxi to the hotel." (ホテルまでタクシーに乗りましょう。)
  • bus (バス): バスです。現地の路線バスや観光バスなど、種類を問わず使います。例: "We can go downtown by bus." (バスで繁華街に行けます。)
  • train (列車、電車): 鉄道を意味する単語です。地下鉄以外の鉄道路線全般に使えます。例: "The train station is near our hotel." (鉄道の駅が私たちのホテルの近くにあります。)
  • subway (地下鉄): 地下鉄を指します(主に米国で使う表現)。イギリスではUndergroundとも言います。例: "I took the subway to work." (職場へ地下鉄で行きました。)
  • station (駅): のことです。鉄道駅や地下鉄駅を指し、バスの場合はbus station/bus stopといいます。例: "Which station is closest to the office?" (オフィスに一番近い駅はどこですか?)
  • stop (停留所): バス停など乗り物が停まる場所を指します。"bus stop"(バス停)のように使います。例: "Get off at the next stop." (次の停留所で降りてください。)
  • fare (運賃): 交通機関の料金(運賃)です。バス運賃、電車賃などを指します。例: "The bus fare is $2." (バスの運賃は2ドルです。)
  • destination (目的地): 目的地を意味します。タクシーの運転手に "Destination?" と聞かれることもあります。例: "Our destination is the ABC Hotel." (我々の目的地はABCホテルです。)
  • direction (方向、道順): 方向道順を指します。道を尋ねるときに "Could you tell me the directions?" といった表現に使います。例: "I'm bad with directions." (私は方向音痴です。)
  • left (左): 左方向を指します。タクシーで「左折してください」は "Turn left, please." です。例: "Turn left at the next corner." (次の角を左に曲がってください。)
  • right (右): 右方向を指します。道案内や運転指示で使います。例: "The hotel will be on your right." (ホテルは右手にあります。)
  • straight (まっすぐ): 直進してという意味の副詞です。方向案内で "Go straight."(まっすぐ行ってください)のように使われます。例: "Go straight for two blocks." (2ブロックまっすぐ進んでください。)
  • near (近くに): 近いことを表す形容詞/前置詞です。"near here"(この近く)などで使えます。例: "Is there a station near here?" (この近くに駅はありますか?)
  • far (遠い): 遠いことを表す形容詞/副詞です。距離があることを示します。例: "It's far from the city center." (それは市の中心部から遠いです。)
  • map (地図): 地図のことです。旅行時には紙の地図やスマホ地図で "map" が役立ちます。例: "I'll check the map for directions." (道順を地図で確認します。)
  • address (住所): 住所を指します。タクシーに乗る際に目的地の住所を見せるなど活用できます。例: "Here is the address of my hotel." (これが私のホテルの住所です。)
  • hotel (ホテル): ホテルそのものを指す単語です。出張では宿泊先として必ず出てきます。例: "Our hotel is near the station." (私たちのホテルは駅の近くにあります。)
  • reservation (予約): 予約を指す名詞です。ホテル予約やレストラン予約などで使います。例: "I have a reservation under the name Yamada." (山田の名前で予約しています。)
  • room (部屋): 部屋を指す名詞です。ホテルの部屋はhotel roomともいいます。例: "My room number is 502." (私の部屋番号は502号室です。)
  • key (鍵): のことです。ホテルではカードキーの場合も "room key" と呼びます。例: "I left my key in the room." (部屋に鍵を置き忘れてしまいました。)
  • check-out (チェックアウト): ホテルを退去する手続き(チェックアウト)です。動詞句で "check out" とも言います。例: "What time is check-out?" (チェックアウトは何時ですか?)
  • lobby (ロビー): ホテルや建物のロビー(玄関ホール)を指す言葉です。待ち合わせ場所として指定されることもあります。例: "I'll wait for you in the hotel lobby." (ホテルのロビーでお待ちしています。)
  • elevator (エレベーター): エレベーターのことです。イギリス英語ではliftと言いますが、アメリカではelevatorが一般的です。例: "Take the elevator to the fifth floor." (エレベーターで5階に行ってください。)
  • floor (階、フロア): 建物の階を指します。ホテルのフロア案内で必須です。例: "The restaurant is on the second floor." (レストランは2階にあります。)
  • restroom (トイレ): お手洗いを指す丁寧な言い方です。英米で微妙に単語が違いますが(英国ではtoiletも使われる)、"Where is the restroom?" で通じます。例: "Excuse me, where is the restroom?" (すみません、お手洗いはどこですか?)
  • police (警察): 警察を指します。道に迷ったり盗難に遭ったりした場合、最終的には警察のお世話になることも。覚えておくと安心です。例: "I might need to call the police." (警察を呼ぶ必要があるかもしれません。)
  • lost (道に迷った): 迷子になった状態を表す形容詞です。"I'm lost."(道に迷いました)という一言は、困ったときに使えます。例: "I'm lost. Could you help me?" (道に迷ってしまいました。手伝っていただけますか?)
  • purpose (目的): 目的を意味します。入国審査などで "What's the purpose of your visit?"(訪問の目的は何ですか?)と聞かれます。その答えを用意しておきましょう。例: "The purpose of my visit is business." (私の訪問目的は仕事です。)
  • business (仕事、ビジネス): 仕事や商用を意味します。旅行目的で「仕事です」と答える際の定番単語です(対義語はpleasure/観光)。例: "I'm here on business." (仕事で来ています。)
  • pleasure (娯楽、観光): 楽しみ・観光を意味します。入国審査で "Business or pleasure?"(仕事ですか観光ですか)と聞かれたら、観光の場合 "Pleasure." と答えます。例: "I travel for pleasure, not for work." (私は仕事ではなく趣味で旅行しています。)
  • emergency (緊急事態): 緊急(非常)時を指す名詞です。非常口(Emergency Exit)や緊急連絡先(Emergency contact)などで目にします。例: "In case of emergency, call 911." (緊急時には911に電話してください。)
  • accident (事故): 事故を意味します。不測の事態に備えて覚えておくと安心です。交通事故はtraffic accidentです。例: "There was a car accident on the highway." (高速道路で自動車事故がありました。)
  • leave (出発する、去る): 出発する/立ち去ることを意味する動詞です。飛行機や電車の場合はdepartに近い意味になりますが、会話ではleaveが一般的です。例: "I will leave for the airport at 6 AM." (朝6時に空港へ向け出発します。)
  • arrive (到着する): 到着するという意味の動詞です。前置詞のatやinとセットで使われます。例: "We will arrive in New York at 7 PM." (私たちは午後7時にニューヨークに到着します。)
  • bring (持ってくる): 持参する、連れてくるという意味の動詞です。海外出張では "Don't forget to bring your passport."(パスポートを持ってくるのを忘れずに)などと言われるでしょう。例: "Please bring your ID to the meeting." (会議に身分証を持参してください。)
  • find (見つける): 見つけるという意味の動詞です。道や場所を見つけられないとき "I can't find my hotel." のように使います。例: "I need to find a taxi stand." (タクシー乗り場を見つける必要があります。)

★ワンポイントアドバイス: 出張先では移動がスムーズにいくほどストレスが減ります。空港や駅では表示をよく見て、困ったらすぐに近くのスタッフに "Excuse me. (すみません)" と声をかけて "I'm looking for ~. (~を探しています)" と尋ねてみましょう。また、入国審査で聞かれる "What's the purpose of your visit?" の質問には "For business."(仕事です)とシンプルに答えればOKです。道に迷ったときは地図を見せながら "Could you show me on the map?" と頼むのも有効です。怖がらずに単語を口に出して尋ねてみることが大切ですよ。

食事・レストランで役立つ単語

仕事が終われば食事の時間です。レストランやカフェで使える英単語を押さえておけば、海外での食事も楽しめます。注文の仕方やメニューの読み方に不安があるかもしれませんが、基本単語を知っていればなんとかなります。ここでは飲食店で頻出の語彙を紹介します。注文時の表現や味を伝える言葉、会計に関する単語など、短期間で覚えてすぐ使えるものばかりです。

  • restaurant (レストラン): レストランを指す一般的な単語です。カジュアルなお店から高級店まで幅広く使います。例: "Let's go to a Japanese restaurant for dinner." (夕食は日本料理のレストランに行きましょう。)
  • cafe (カフェ): 喫茶店や軽食カフェを指します。コーヒーや軽食を楽しむ場所です。例: "We had lunch at a small cafe." (私たちは小さなカフェで昼食をとりました。)
  • menu (メニュー): 献立表、メニューのことです。店員に "Menu, please."(メニューをください)と言えばメニュー表を出してもらえます。例: "The menu has an English section." (そのメニューには英語の欄があります。)
  • dish (料理): ※買い物編で紹介済みですが、ここでは料理の一品の意味で再登場しています。注文時に "This is my favorite dish."(これは私のお気に入りの料理です)のように使います。
  • meal (食事): 食事全般を指す名詞です。1回の食事(朝食・昼食・夕食)という意味でも使います。例: "Thank you for the great meal." (美味しい食事をありがとうございました。)
  • order (注文する): 注文を指す名詞/動詞です。レストランで注文するとき "I'd like to order now."(注文をお願いします)と伝えます。例: "I ordered a steak." (私はステーキを注文しました。)
  • water (水): です。海外では店員が "Still or sparkling?"(炭酸あり?なし?)と水の種類を聞く場合があります。とりあえず水が欲しいとき "Water, please." で通じます。例: "Could I get some water, please?" (お水をいただけますか?)
  • coffee (コーヒー): コーヒーです。発音は「カーフィー」に近いので注意(カタカナの「コーヒー」とは少し異なります)。例: "I'd like a cup of coffee." (コーヒーを1杯お願いします。)
  • tea (紅茶): お茶ですが、英語で単にteaと言うと紅茶を指すことが多いです。緑茶はgreen teaです。例: "Do you prefer coffee or tea?" (コーヒーと紅茶、どちらが好きですか?)
  • beer (ビール): ビールです。現地のビールを楽しむチャンスもあるでしょう。例: "Two beers, please." (ビールを2杯ください。)
  • wine (ワイン): ワインです。赤ワインはred wine、白ワインはwhite wineといいます。例: "She ordered a glass of white wine." (彼女はグラスワインの白を注文しました。)
  • delicious (美味しい): 美味しいことを表す形容詞です。食事の感想で "It's delicious!" と使いましょう。例: "This pasta is delicious." (このパスタはとても美味しいです。)
  • spicy (辛い): 香辛料が効いた辛い味を指す形容詞です。インド料理などで役立ちます。例: "The curry is a bit too spicy for me." (このカレーは私には少し辛すぎます。)
  • sweet (甘い): 甘い味を表します。デザートの感想などに使います。例: "The cake is very sweet." (そのケーキはとても甘いです。)
  • bill (請求書、お勘定): 飲食店での勘定書(請求書)のことです。米国ではcheckとも言います。例: "Could we have the bill, please?" (お勘定をお願いします。)
  • check (勘定): お会計を指します。特にアメリカ英語ではレストランで "Check, please." と言えば会計をお願いできます。例: "Let's ask for the check." (お勘定をお願いしましょう。)
  • tip (チップ): **心づけ(チップ)**のことです。米国などチップ文化のある国では食事代の15-20%程度を上乗せします。例: "Don't forget to leave a tip." (チップを置き忘れないでね。)
  • table (テーブル、席): テーブル席を指します。レストランで席に通される際 "Your table is ready." と案内されます。例: "We reserved a table for four." (4人用のテーブルを予約しました。)
  • waiter (ウェイター、店員): レストランの男性店員を指します(女性ならwaitressですが、最近は server と総称することも多いです)。例: "The waiter brought us the menu." (ウェイターが私たちにメニューを持ってきました。)
  • hungry (お腹が空いた): 空腹でという意味の形容詞です。自分の空腹度合いを伝えるのに使います。例: "I'm very hungry after the meeting." (会議の後でとてもお腹が空きました。)
  • thirsty (喉が渇いた): 喉が渇いている状態を表します。例: "I'm thirsty. Let's get some water." (喉が渇きました。水をもらいましょう。)
  • recommend (お勧めする): 薦めるという意味の動詞です。お店で「おすすめは何ですか?」と聞くときに使います。例: "What do you recommend?" (おすすめは何ですか?)
  • to go (持ち帰り用の): 持ち帰りを意味する表現です。カフェやファストフードで "For here or to go?"(店内ですかお持ち帰りですか?)と尋ねられます。例: "One coffee to go, please." (コーヒーを1杯持ち帰りでお願いします。)
  • without (~なしで): ~を入れずにという意味で、食事では「〇〇抜きで」とオーダーする際に使います。例: "Can I get iced tea without sugar?" (砂糖抜きのアイスティーをいただけますか?)
  • dessert (デザート): 食後のデザートを指します。甘い物好きなら要チェックの単語です。例: "What's for dessert today?" (今日のデザートは何ですか?)

★ワンポイントアドバイス: 海外のレストランでは、日本のように店員が常に側にいません。注文したいときは手を軽く挙げて "Excuse me!" と店員を呼びましょう。また、メニューが英語のみでも落ち着いて。知っている単語(chicken=鶏肉, beef=牛肉, pork=豚肉, salad=サラダ など)から推測できます。どうしてもわからなければ、店員に "What do you recommend?"(おすすめは?)と聞いてみるのも手です。最後にお会計を頼むときは日本のようにレジに行かず、席で "Check, please."(お会計お願いします)と言えばOK。そしてチップを忘れずに置いて席を立ちましょう。

医療・病院で役立つ単語

慣れない海外生活では、体調を崩したりケガをしたりする可能性もあります。万一に備えて、医療機関で使う英単語も押さえておきましょう。ここでは病院や薬局で必要な語彙を紹介します。症状の伝え方や医師・薬剤師とのやり取りで最低限知っておきたい単語を選びました。使う機会がないに越したことはありませんが、いざという時に焦らないように頭の片隅に入れておいてください。

  • hospital (病院): 総合病院を指す一般的な単語です。海外ではまず大きな病院(Hospital)に行き、そこから専門医に回されることもあります。例: "Where is the nearest hospital?" (一番近い病院はどこですか?)
  • clinic (クリニック): 診療所、クリニックのことです。小規模で専門的な医院を指します。軽い症状ならClinicに行くこともあります。例: "She works at a dental clinic." (彼女は歯科クリニックで働いています。)
  • pharmacy (薬局): 薬局のことです。ドラッグストアもpharmacyと呼ぶことがあります。薬をもらう際に行く場所です。例: "Is there a pharmacy nearby?" (近くに薬局はありますか?)
  • medicine (薬): 全般を指す単語です。薬そのものや医学(医学部はSchool of Medicine)の意味もありますが、ここでは薬剤の意味で使います。例: "Take this medicine after meals." (この薬を食後に飲んでください。)
  • prescription (処方箋): 処方箋のことです。医師から薬を出してもらう際に受け取り、薬局に持って行きます。例: "The doctor gave me a prescription for painkillers." (医者に痛み止めの処方箋を出してもらいました。)
  • doctor (医者): お医者さんを指す単語です。海外ではファーストネームで呼ばず、Dr.(ドクター)+姓で呼ぶのが一般的です。例: "I need to see a doctor." (医者に診てもらう必要があります。)
  • nurse (看護師): 看護師を指します。入院時や診察前後にお世話になる看護師さんのことです。例: "The nurse will take your blood pressure." (看護師が血圧を測ります。)
  • fever (発熱): 熱、発熱を指す名詞です。体温が高い状態を表し、have a feverで「熱がある」という表現になります。例: "I have a high fever and a headache." (高い熱があって頭痛がします。)
  • flu (インフルエンザ): インフルエンザの略称です。季節性の流感のことで、the fluと言います。例: "She caught the flu during her trip." (彼女は旅行中にインフルエンザにかかりました。)
  • headache (頭痛): 頭痛を指す名詞です。head(頭) + ache(痛み)で頭痛というわかりやすい構成ですね。例: "I have a terrible headache." (ひどい頭痛がします。)
  • stomachache (腹痛): 腹痛を指します。こちらもstomach(胃/お腹) + ache(痛み)です。例: "The spicy food gave me a stomachache." (その辛い料理でお腹が痛くなりました。)
  • pain (痛み): 痛み全般を指す名詞です。頭痛や腹痛など部位をつけて使うこともできますし、漠然と痛みを表現することもできます。例: "Do you feel any pain here?" (ここに痛みはありますか?)
  • hurt (痛む): 痛む痛めるを表す動詞です。"It hurts here."(ここが痛みます)のように症状を伝えられます。例: "My ankle hurts when I walk." (歩くと足首が痛みます。)
  • sick (病気で): 体調が悪い状態を表す形容詞です。くだけた言い方では「気分が悪い、吐き気がする」も含みます。例: "I'm feeling sick." (ちょっと気分が悪いです。)
  • cough (咳): せきを指す名詞/動詞です。風邪の症状で「咳が出る」は "I have a cough." と言います。例: "He has a bad cough and a fever." (彼はひどい咳と熱があります。)
  • sore throat (喉の痛み): 喉の痛みを表す表現です。soreは「痛い」throatは「喉」。例: "I have a sore throat and can't speak well." (喉が痛くてうまく話せません。)
  • allergy (アレルギー): アレルギー反応を指す名詞です。食べ物や薬に対するアレルギーを伝える際に重要です。例: "I have a peanut allergy." (私はピーナッツアレルギーがあります。)
  • injury (けが): 負傷を指す名詞です。スポーツや事故でのけが全般に使います。例: "His injury is not serious." (彼のケガは深刻ではありません。)
  • insurance (保険): 保険のことです。海外では医療費が高額になるため、旅行保険(Travel insurance)に入っておくことをお勧めします。例: "Does this hospital accept travel insurance?" (この病院は旅行保険が使えますか?)
  • ambulance (救急車): 救急車を指す単語です。緊急時に呼ぶ車両ですが、119ではなく国によって番号が異なります(米国は911)。例: "Call an ambulance!" (救急車を呼んでください!)
  • emergency (緊急事態): 緊急の状況を指します。医療シーンではEmergency room(ER,救急治療室)という言葉でも見ます。例: "This is an emergency. Please help." (緊急事態です。助けてください。)
  • symptom (症状): 症状を指す名詞です。医師に症状を説明するとき "My symptoms are..." と切り出せます。例: "What symptoms do you have?" (どんな症状がありますか?)
  • tired (疲れた): 疲れている状態を表す形容詞です。過労なのか体調不良なのか微妙なときもありますが、体のだるさを伝えられます。例: "I'm just tired, not sick." (ちょっと疲れているだけで、病気ではありません。)
  • rest (休養): 休息、休養を指す名詞です。医者に "You need rest."(休養が必要です)と言われることも。例: "Get some rest and drink fluids." (少し休んで水分を取りなさい。)
  • dentist (歯医者): 歯科医のことです。歯のトラブルは歯医者(dentist)に行かなければなりません。例: "I need to see a dentist for a toothache." (歯痛のために歯医者に診てもらう必要があります。)
  • toothache (歯痛): 歯の痛みを指します。歯痛がひどいときは出張先でも歯医者を探すことになるでしょう。例: "This cold drink gave me a toothache." (冷たい飲み物で歯が痛みました。)

★ワンポイントアドバイス: 海外で具合が悪くなったら無理をせず早めに対処しましょう。ホテルの受付や現地スタッフに "I need to see a doctor."(お医者さんに診てもらいたいです)と伝えれば、病院を紹介してくれるはずです。病院では症状を簡潔に伝えることが大切です。「~が痛い」は "My ~ hurts."、「~があります(発熱・咳など)」は "I have ~." で表現できます。また、海外の薬局では処方箋なしで買える薬も多いので、薬剤師に症状を伝えて "Do you have medicine for ~?"(~に効く薬はありますか?)と尋ねるのも一つの手です。

日常会話・スモールトークで使える単語

最後に、ビジネスシーン以外のちょっとした日常会話やスモールトークに役立つ単語を紹介します。出張中には、現地の同僚との雑談や、ちょっとした挨拶、自己紹介的な会話も出てくるでしょう。天気や週末の予定、趣味の話など、砕けた会話で使える語彙を押さえておくとコミュニケーションが円滑になります。「仕事の話以外は英語で何を話せばいいの?」と不安な方も、ここに挙げる単語から話題を広げてみましょう。

  • weather (天気): 天気を指す名詞です。会話の糸口として天候の話題は鉄板です。例: "The weather is nice today." (今日はいい天気ですね。)
  • sunny (晴れた): 日が照って明るい天気を表す形容詞です。例: "It will be sunny all day." (一日中晴れるでしょう。)
  • rainy (雨の): 雨降りの天気を表します。雨の日の会話で登場します。例: "Yesterday was cold and rainy." (昨日は寒くて雨模様でした。)
  • hot (暑い): 気温が高い状態を指す形容詞です(「辛い」も文脈によってはhot)。例: "It's very hot and humid today." (今日はとても暑くて蒸し暑いです。)
  • cold (寒い): 気温が低い状態を表します。天候の「寒い」はcold、体調の「風邪」は have a cold と言うので区別しましょう。例: "Winters in this city are very cold." (この都市の冬はとても寒いです。)
  • humid (湿度が高い): 蒸し暑い(湿気の多い)状態を指します。日本の夏を説明するのに便利です。例: "Japan is very humid in summer." (日本の夏は湿度がとても高いです。)
  • cloudy (曇った): 曇りの天気を表す形容詞です。曇天の会話で使えます。例: "It’s cloudy but not raining." (曇っていますが雨は降っていません。)
  • family (家族): 家族全体を指す名詞です。雑談で家族の話題になることもあります。例: "Do you have family here?" (こちらにご家族はいますか?)
  • wife (妻): を指します。既婚男性が自分の奥さんのことを言う時に使います。例: "My wife is traveling with me." (妻も一緒に来ています。)
  • husband (夫): を指します。既婚女性が自分の夫について言及するときに使います。例: "Her husband works in finance." (彼女の夫は金融業界で働いています。)
  • child (子供): 子供を指す単語です。複数形はchildren(チルドレン)なので注意しましょう。例: "I have one child, a son." (私には息子が1人います。)
  • son (息子): 息子を指します。家族紹介の場面で活躍します。例: "My son is in high school." (私の息子は高校生です。)
  • daughter (娘): を指します。こちらも家族の話題で登場します。例: "He has two daughters." (彼には2人の娘がいます。)
  • friend (友達): 友人を指す名詞です。プライベートな会話で頻出します。例: "I'm meeting a friend for dinner." (私は夕食に友人と会う予定です。)
  • happy (幸せな、嬉しい): 嬉しい幸せな気持ちを表す形容詞です。調子を聞かれたときの答えや喜びの表現に使います。例: "I'm happy to be here." (ここに来られて嬉しいです。)
  • interesting (興味深い): **面白い(興味を引く)**という意味の形容詞です。話題や物事に対する感想で使います。例: "That's an interesting idea." (それは興味深いアイデアですね。)
  • fun (楽しい): 楽しい様子やものを表す形容詞/名詞です。"fun"は名詞でも「楽しみ」の意味があります。例: "The party was fun." (そのパーティーは楽しかったです。)
  • easy (簡単な): 易しい、簡単なという意味です。仕事の難易度や雑談で「朝ご飯は簡単なもので済ませた」などにも使います。例: "This task is easy for me." (この作業は私には簡単です。)
  • difficult (難しい): 難しいことを表す形容詞です。仕事が大変なときなどによく出ます。例: "It's difficult to balance work and study." (仕事と勉強の両立は難しいです。)
  • good (良い): 良いを意味する基本中の基本の形容詞です。調子や天気、物事の評価など様々な場面で使います。例: "Have a good day!" (良い一日を!)
  • bad (悪い): 悪いを意味する形容詞です。状況や気分が良くないときに使います。例: "I have a bad feeling about this." (なんだか嫌な予感がします。)
  • great (素晴らしい): とても良い、素晴らしいという意味です。goodより強めの賞賛に使います。例: "You did a great job." (素晴らしい仕事ぶりでした。)
  • like (好き、~が好きだ): 好むという意味の動詞です。趣味や好きなものの話題で頻出します。例: "I like jazz music." (私はジャズが好きです。)
  • hobby (趣味): 趣味を指す名詞です。初対面の雑談では定番の話題です。例: "My hobby is photography." (私の趣味は写真を撮ることです。)
  • sports (スポーツ): スポーツ全般を指します。海外ではスポーツの話題も盛り上がりやすいです。例: "Do you play any sports?" (何かスポーツはしますか?)
  • music (音楽): 音楽全般を指します。好きな音楽のジャンルやアーティストの話題につながります。例: "What kind of music do you like?" (どんな音楽が好きですか?)
  • travel (旅行): 旅行を指す名詞/動詞です。海外出張中であれば旅行の話題で会話が弾むかもしれません。例: "I love to travel and see new places." (私は旅行して新しい場所を見るのが大好きです。)
  • weekend (週末): **週末(土日)**を指します。金曜日の会話では「よい週末を!」と声をかけたり、週明けに週末の過ごし方を聞いたりします。例: "How was your weekend?" (週末はいかがでしたか?)
  • vacation (休暇): (主に比較的長めの)休暇を指します。海外では長期休暇をとる人も多いので話題になります。例: "I'm planning a vacation to Hawaii." (ハワイへの休暇を計画しています。)
  • holiday (休日): 祝日休日を指します。米国では祝日はholiday、長期休暇はvacationと使い分けます。例: "Monday is a national holiday." (月曜日は国民の祝日です。)
  • today (今日): 今日を指す副詞/名詞です。例: "I have no meetings today." (今日は会議がありません。)
  • tomorrow (明日): 明日を指します。例: "Our presentation is tomorrow." (私たちのプレゼンは明日です。)
  • yesterday (昨日): 昨日を指します。例: "I arrived here yesterday." (私は昨日ここに到着しました。)
  • tonight (今夜): 今夜(今晩)を指します。夜の予定を話すときに使います。例: "Let's have dinner together tonight." (今夜一緒に夕食を食べましょう。)
  • now (今): 今現在を示す副詞です。リアルタイムの状況説明に便利です。例: "I'm currently in a meeting now." (私は今会議中です。)
  • next (次の): 次の今度のを意味する形容詞です。予定を話す際 "next week/month"のように頻繁に登場します。例: "Let's meet again next week." (また来週お会いしましょう。)
  • late (遅れた): 遅い、遅れたという意味の形容詞です。時間に遅れる場面や営業時間の表現で登場します。例: "I'm sorry I'm late." (遅れてしまいすみません。)
  • early (早い): 時間が早いことを表します。早めに到着したり、予定より前倒しの際に使います。例: "I arrived 10 minutes early." (10分早く着きました。)
  • morning (朝): のことです。挨拶の "Good morning." でおなじみですね。例: "I jog every morning." (私は毎朝ジョギングしています。)
  • afternoon (午後): 午後のことです。昼過ぎから夕方頃までを指します。"Good afternoon."(こんにちは)は午後の挨拶です。例: "Let's take a break this afternoon." (今日の午後に休憩を取りましょう。)
  • evening (夕方): 夕方から夜早い時間を指します。"Good evening."(こんばんは)は日没後の挨拶です。例: "I'll call you in the evening." (夕方にお電話します。)
  • night (夜、夜間): を指します。"Good night."(おやすみなさい)は別れの挨拶です。例: "He works late at night." (彼は夜遅くまで仕事をしています。)

★ワンポイントアドバイス: スモールトークは難しく考えず、相手と自分の共通点を探すことがコツです。例えば天気の話から始めて、休日の過ごし方や趣味の話題に繋げましょう。 "How do you spend your weekends?"(週末はどう過ごしていますか?)と聞いてみたり、自分から "I went sightseeing yesterday."(昨日観光しました)と切り出してみるのも良いですね。相手が話しているときは適度に相槌を打ちつつ、知らない単語が出ても怖がらず文脈で推測してみてください。知らない趣味が話題に出たら "Sounds interesting!"(面白そうですね!)と返すだけでも会話は続きます。

スキマ時間で無理なく続ける学習法

ここまで300語の単語を見てきましたが、一度に全部覚えるのは大変ですよね。中年の学習者の方が無理せず続けられる工夫をいくつか紹介します。忙しい社会人生活の中でも、ちょっとしたアイデアでスキマ時間に効率よく学習できます。

  • 通勤・移動時間を活用: 通勤電車やバスの中、ちょっとした移動時間は絶好の暗記チャンスです。単語カードや学習アプリを使って1日5~10語でも目を通しましょう。スマホの単語帳アプリ(例えば mikan や Anki など)なら片手でチェックできます。
  • 音声で耳から学習: 中年世代の方は視力より聴力の方が疲れにくいこともあります。発音付きの単語帳やポッドキャストを利用して、耳から単語に慣れましょう。移動中にイヤフォンで単語の発音を聞いて発音真似をするのも効果的です。シャドーイング(音声の後に続けて発話する)もスピーキング練習になります。
  • 小分けにして覚える: 300語を一度に覚えようとせず、カテゴリごと(例えば「今日は買い物単語10個覚える」)に目標設定しましょう。1日の負担を少なくすると継続しやすくなります。仕事の合間の休憩5分で3語、寝る前に5語、といった具合に小分け学習がおすすめです。
  • 身近なものと結びつける: 覚えた単語は実際の行動と関連づけると記憶に残りやすいです。例えば朝シャワーを浴びながら "today, tomorrow, yesterday" を口ずさんでみる、家族に英語で天気を報告してみる("It's sunny!" など)、身の回りで単語を使う場面を意識的に作ると定着が早まります。
  • アプリ・ゲームを活用: スマホ世代でなくても直感的に使える学習アプリは多数あります。スキマ時間にゲーム感覚で学べるアプリ(単語クイズや並べ替えゲームなど)を入れておくと、空いた時間につい触ってしまい、結果として勉強になります。楽しみながら継続できる工夫も大切です。

覚えた単語を実践で活用するコツ

単語を覚えただけで満足せず、実際に使ってみることが上達への近道です。出張や赴任先で覚えた単語をどんどん使ってみましょう。ここでは習得した単語を実践投入するためのコツを紹介します。

  • まずは挨拶から: 覚えたての簡単なフレーズで構いませんので、毎朝職場で "Good morning!" と声をかけてみましょう。笑顔で "Hello" と言えば相手もきっと返してくれます。謝るときも日本語でペコペコするのではなく、とっさに "I'm sorry." が出るように意識してみてください。基本フレーズほど実践あるのみです。
  • シンプル英語で話してみる: 難しい文章を作る必要はありません。例えば会議で意見を求められたら、単語の羅列でもいいので "importantnecessary" とキーワードをまず言ってみるとか、同僚との雑談で "Japan, sushi, you know?" と片言でも話しかけてみるとか、知っている単語を並べて伝える勇気を持ちましょう。単語を口に出すことで自信もつきます。
  • 聞き返しフレーズを活用: 相手の言うことがわからなくても大丈夫。そんなときは覚えた "Pardon?", "Could you say that again?"(もう一度おっしゃっていただけますか)などのフレーズで切り抜けましょう。重要なのは沈黙せずに何か返すことです。単語の意味が聞き取れなかったら "What does that mean?" と尋ねてもOKです。覚えた単語+αのフレーズで乗り切りましょう。
  • メールでアウトプット: 英文メールを書く機会があればチャンスです。覚えたビジネスメール用語を実際に使ってみましょう。例えば、会議後にお礼メールを書く際 "Thank you for your cooperation" や "I am attaching the report" など、本記事で学んだ表現を一つでも入れて送ってみてください。実際に使うと記憶への定着が段違いです。
  • 間違いを恐れない: 最初は文法も単語の使い方も間違うかもしれません。しかし、間違えても相手は怒ったり笑ったりしません。むしろ「通じた!」「笑顔で返事が来た!」という成功体験があなたの英語への自信を育てます。出張中は語学研修だと思って、知っている単語を積極的に使ってみましょう。多少間違っても伝わればOKくらいの気持ちでいると楽になります。

今後の継続学習への道筋

短期集中で300語を学んだあとは、それを土台にさらに英語力を伸ばしていくことが大切です。せっかく覚えた単語を忘れないようにしつつ、中長期的な視点で継続学習に取り組みましょう。ここでは、今後の学習プランのヒントをステップ形式で示します。

  1. 300語の定着と復習: まずは今回覚えた300語を引き続き復習しましょう。一度覚えても時間が経つと忘れてしまうものです。1週間後、1か月後に再テストするつもりで定期的に見直してください。実際に使った単語とまだ使えていない単語を振り返り、使えていないものは例文を音読するなどして自分の中のアクティブな語彙にしていきます。
  2. 表現の幅を広げる: 単語に慣れてきたら、今度はそれらを使ったフレーズや言い換え表現も学んでみましょう。たとえば「重要な」という意味のimportantに対して、同義のsignificantを知っておくと表現にバリエーションが出ます。また "take a taxi"(タクシーに乗る)など二語以上で1つの意味を成す表現にも目を向けてください。単語帳で学んだ単語が実際の文章や会話でどう使われるか、興味がわいたものは例文をネットで調べてみるのもおすすめです。徐々に単語単体から文脈の中での使われ方に目を向け、表現の幅を広げましょう。
  3. 基礎文法の復習: 単語が増えてきたら、それを正しく組み立てる文法力も思い出しておきましょう。中学英語の文法(現在形・過去形、前置詞の使い方、疑問文や否定文の作り方など)をざっと復習するだけでも、頭の中で英語の組み立てがスムーズになります。文法書を一冊買って細かく勉強し直す必要はありませんが、主語+動詞の語順や時制変化など基本ルールを再確認しておくと、覚えた単語を並べて伝えるだけの英語から一歩進んだ表現ができるようになります。
  4. 英語に触れる習慣を継続する: 出張や赴任が終わっても、日常的に英語に触れる習慣を続けましょう。一度身につけた英語力も使わなければ錆びついてしまいます。通勤中に簡単な英語ニュースを読む、洋楽を聞いて歌詞を追ってみる、週に一度オンライン英会話で会話の練習をするなど、生活の中に英語を取り入れ続けてください。最初に覚えた300語に新しい単語や表現をプラスしながら、引き続き語彙を増やしていくと◎です。例えば1日1単語でも新しい単語を覚えれば、年間で365語も増えます。コツコツ継続することで、中年からでも英語力は確実に伸びていきます。

中年になってからの英語学習は不安もあるかもしれませんが、「遅すぎる」ということは決してありません。今回ご紹介した300語は、あなたの英語コミュニケーションの強力な武器になります。最初は覚えることが多くて大変かもしれません。しかし、一つひとつ実際に使ってみるたびに「通じた!」「相手の言っていることがわかった!」という喜びが増えていくはずです。

英語はまさに継続は力なり。焦らずマイペースで、しかし着実に、この単語リストを攻略していってください。そうすれば突然の海外赴任や出張の場面でも、きっと乗り切れる自信がついていることでしょう。これからの学習とご活躍を、心から応援しています!

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