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電力予備率の週間見通し6.1%、共同・協業型補助金申請開始【8月17日】

8月17日朝の注目は、今週の電力需給と、小規模事業者の共同販路開拓を支える補助金です。電力広域的運営推進機関(OCCTO)が8月14日に公表した週間見通しでは、8月17~21日の広域予備率の最低値は6.1%でした。一方、追加起動可能な電源などを考慮した想定予備率は最低12.4%で、燃料面の余力も直ちに需給対策が必要な水準ではないとされています。

同じ8月14日には、「小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>」第3回の申請受付が始まりました。単独企業が通常枠のように直接申請する制度ではなく、地域振興等機関が5者以上の小規模事業者をまとめ、展示会や商談会、催事販売、販売拠点づくりなどを支援する仕組みです。

今日のポイント

  • 8月17~21日の週間広域予備率は、17日の北陸・中部で最低6.1%
  • 追加起動可能な電源などを含めた想定予備率は、同期間で最低12.4%
  • 燃料面のkWh余力率は、8月15~21日が全ブロック20%以上、22~28日が25%以上
  • 共同・協業型補助金は8月14日に受付開始、締切は9月30日17時

今週の広域予備率は北陸・中部で最低6.1%

OCCTOの8月14日発行資料によると、8月17~21日の週間広域予備率は、17日の北陸・中部エリアで6.1%となる見通しです。週間の最小予備率は前週比6.8ポイント低下し、資料には「供給力提供準備通知あり」と記載されています。

ただし、6.1%という数字だけを見て、直ちに停電が起きる見通しだと受け取るのは適切ではありません。今回の「広域予備率低下のおそれに伴う供給力提供準備通知」は、容量確保契約事業者に供給力の準備を促す仕組みです。この通知そのものは、家庭や一般企業に一律の節電を求める発表ではありません。

また、追加で起動を要請できる電源などの余力を考慮した想定予備率は、17日の中部エリアの12.4%が期間中の最低値です。公式の週間予備率と、追加対応まで含めた想定値は前提が異なるため、二つを分けて見る必要があります。

燃料面は第1週20%以上、第2週25%以上の見通し

電力需給は、必要な瞬間に供給できる電力を示す「kW」だけでなく、火力発電の燃料などを含め、一定期間に供給できる電力量を示す「kWh」の面からも確認されます。OCCTOも2026年度夏季のモニタリングを、この二つの視点で実施しています。

OCCTOは、kWh余力率について、8月15~21日は各ブロック20%以上、22~28日は25%以上を確保できる見通しで、「直ちに需給対策を実施する状況にはない」としています。一方で、需要の増加、燃料調達の遅れ、ベースロード電源の計画外停止などがあれば余力が下がる可能性があるため、監視は継続されます。

広域予備率は最新の需要予測と発電計画に基づいて30分周期で更新されます。週間見通しは今週の備えを考える材料ですが、当日の実際の状況は変わり得ます。家庭や事業者は、OCCTOの最新値に加え、政府や電力会社から別途発表される需給情報がないかを確認しておくとよいでしょう。

共同・協業型補助金、第3回の申請受付が開始

小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>の第3回公募は、8月14日に電子申請の受付が始まりました。申請締切は9月30日17時です。申請にはJグランツを使用し、申請者にはGビズIDプライムアカウントが必要です。

この制度の申請者は、商工会、商工会議所、都道府県中小企業団体中央会、商店街振興組合、事業協同組合などの「地域振興等機関」です。申請者が主体となり、5者以上の小規模事業者の商品・サービスの改良、ブランディング、展示会・商談会、催事販売、販売拠点の構築などを一体的に支援します。

補助上限は、参画事業者が5~9者の場合2,000万円、10者以上の場合3,000万円です。補助率は参画事業者分が3分の2、地域振興等機関分は定額とされています。ただし、補助金には審査があり、申請すれば必ず採択されるわけではありません。また、参画事業者へ補助金を直接交付する制度でもありません。

小規模事業者にとっての確認点は、自社単独で申請書を出せるかではなく、地域の商工会・商工会議所や業界団体などが共同事業を企画しているか、自社の商品やサービスがその対象になり得るかです。参加を検討する場合は、最新の公募要領と地域の支援機関の募集状況を確認する必要があります。

読者が確認しておきたいこと

  • 電力は週間予備率だけでなく、当日の広域予備率と政府・電力会社の最新情報を確認する
  • 「供給力提供準備通知」と、家庭・一般企業向けの節電要請を混同しない
  • 補助金への参画を考える事業者は、地域振興等機関が共同事業を予定しているか確認する
  • 申請主体となる機関は、GビズIDと最新版の公募要領、9月30日17時の締切を確認する

まとめ

今週の電力需給は、週間広域予備率の最低値が6.1%となり、供給力提供の準備を促す通知が出ています。一方、追加起動可能な電源を含む想定予備率は最低12.4%で、燃料面でも直ちに対策が必要な状況ではないとの見通しです。数字の意味と前提を分け、当日の更新情報を確認することが大切です。

共同・協業型補助金は、地域の支援機関が複数の小規模事業者をまとめて販路開拓を進める制度です。単独申請型ではないため、利用可能性を判断するには、地域の商工会・商工会議所や団体の動きを早めに確認する必要があります。

出典

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